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スポーツ・レクリエーションの振興を図る「第78回全国レクリエーション大会」が9月6〜8日、宇都宮市のライトキューブ宇都宮を中心に県内で開かれる。各競技の交流大会のほか、50種目以上の一般向け体験会などを予定している。全国から延べ1万5千人の来場が見込まれる大会で、本県開催は71年ぶり2回目。
日本レクリエーション協会や県レクリエーション協会などが主催。2022年の「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の機運を生かそうと、日本レクリエーション協会が県協会に開催を打診した。
交流大会は宇都宮や栃木、鹿沼、小山、大田原、上三川、塩谷などの10市町を会場に実施する。ペタンクやスポーツチャンバラなど計20種目あり、愛好家らが競う。研究フォーラムも開かれ、レクリエーションに関わる団体が研究発表などを行う。事前に申し込んだ愛好家や団体が参加する。
体験会は7、8日、ライトキューブ宇都宮で開く。スポーツ綱渡り「スラックライン」や、IT技術で勝敗を判定するデジタルチャンバラ「SASSEN(サッセン)」など新感覚のスポーツを無料で味わえる。
8日には、大会初となるシンポジウムも開催する。競泳女子の元五輪代表伊藤華英(いとうはなえ)さんによる基調講演やパネルディスカッションが予定されている。当日参加可能で定員は400人。
日本レクリエーション協会は「楽しむこと自体が目的のスポーツを体験できる。スポーツを身近なものとして捉えてもらいたい」と来場を呼びかけている。