地下道が冠水する被害も 前線や低気圧の影響で断続的に雨【岡山・香川】

岡山・香川は昨夜(17日)から前線や低気圧の影響で断続的に雨が降り、一部の地域では地下道が冠水する被害も出ています。一方、香川を含む四国地方では線状降水帯の発生も予測されていましたが現在までに大きな被害は確認されていません。

(林祐子記者)
「バイパスの下にある地下道です。昨日からの大雨で道路が冠水しています」

倉敷市中島の大橋小溝地下道です。昨夜から降り続いた雨で歩行者などが通る道路が冠水、現在通行止めとなっています。午前10時半までの24時間降水量は、高松で87.5ミリ東かがわ市の引田で79ミリ、などとなっています。

気象庁では、四国地方に線状降水帯の発生予測情報を出してしていましたが、現在、香川県内では大きな被害は確認されていません。また交通への影響も出ておらず、岡山・香川管内のJRでは始発から通常どおり運行しています。

「少しだけ早めに家を出ましたが、予想よりかはましだったかなと」

気象台によりますと、瀬戸内地方の天気は午後には回復する見通しです。一方、雨で地盤が緩んでいるおそれがあるとして引き続き土砂災害に注意するよう呼び掛けています

© RSK山陽放送株式会社