さながら「大の里記念館」 賞状や三賞の盾に懸賞金袋も 栄光の証を展示 石川・津幡町

大相撲夏場所で史上最速の幕内初優勝を果たした大の里関の功績をたたえようと、地元の石川県津幡町では、18日から賞状や盾の展示が始まりました。

訪れた人「すごい。津幡の名物やね」

歴史的快挙を成し遂げ、地元のヒーローとなった大の里。

津幡町文化会館シグナスの一角で展示が始まったのは、大の里関から提供された、初優勝の賞状や副賞の盾です。これまでは初場所で獲得した敢闘賞の盾を展示していましたが、「手元に置いておくより多くの人に見てもらいたい」という本人の意向を受け、展示が一新されました。

訪れた人「相撲界の大谷です」「人柄もいいし、見ていてなんともいえないうれしさが込み上げてくる」
津幡町生涯教育課・長井恒輝さん「先場所の優勝のお祝いと、番付発表がもうすぐありますので、来場所からの応援という形でみなさんに見に来ていただきたいなと思う」

会場には、実際に受け取った懸賞金袋や大入り袋なども展示されていますが、津幡町によりますと、副賞の賞状だけでも20枚ほどあり、今後も内容を入れ替えながら展示を続けるということです。

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