ド軍が猛打で快勝!1番・大谷は5打数3安打1打点&二盗の大暴れ 有言実行の活躍で離脱ベッツをカバー フリーマンは6出塁

 ドジャース・大谷翔平

 「ロッキーズ5-9ドジャース」(17日、デンバー)

 ドジャースが14安打9得点の猛打で快勝。2連勝で今季最多タイの貯金16とした。

 1番・DHで出場した大谷翔平選手は6打席に立ち、5打数3安打1打点1四球。2得点に二盗も決めるなど、リードオフマンとして大暴れとなった。

 第1打席は遊ゴロだったが、二回2死二塁で右腕クワントリルのスプリットを仕留め、2点目をたたき出す右前適時打。2番・スミスの適時三塁打で激走し、3点目のホームを踏んだ。

 四回には1死から右中間へ二塁打。積極的な走塁でタッチをかいくぐり、二塁に滑り込んだ。六回は1死から右腕バードの153キロを左翼線へ運び、この日2本目の二塁打とした。

 4点リードの八回の第5打席は先頭で四球を選んだ。直後に今季16個目の二盗も成功させ、松井稼頭央に並んで日本人2位となる通算102個目の盗塁となった。九回の第6打席は二ゴロだった。

 前日の試合で不動のリードオフマン、ベッツが死球による左手骨折で離脱。大谷は「キーになる選手がもちろん抜けるのはアプローチも変わり、打順も変わる。代わりに出る選手の入る打順によっても変わる。みんなでカバーしていくしかない」と語っていたが、有言実行の活躍でチームをけん引した。

 1番・大谷、6番・ヘイワード、7番でベッツの代わりに遊撃を守ったロハスの3選手が猛打賞の大暴れ。3番・フリーマンは6打席で1打数1安打5四球、キャリア初の6出塁と活躍し、ベッツの抜けた穴を全員でカバーした。

© 株式会社神戸新聞社