クルーズ船外国人観光客相手に“白タク営業” 略式起訴の外国籍男性2人に罰金30万円略式命令=静岡簡易裁判所

静岡県の清水港に寄港したクルーズ船の外国人観光客を相手に、無許可で自家用車に客を乗せる、いわゆる「白タク営業」を行った外国籍の男性2人について静岡区検察庁地は6月17日、静岡簡易裁判所に略式起訴し、簡裁はそれぞれ罰金30万円の略式命令を出しました。

道路運送法違反の罪で略式起訴されたのは、ベトナム国籍で愛知県弥富市に住む31歳の自称派遣社員の男性(31)と、パキスタン国籍で静岡市に住む29歳の無職の男性(29)です。

起訴状によりますと、ベトナム国籍の男性は、2024年5月、自家用マイクロバスに10人を乗車させて千葉県成田市から横浜市中区までと、静岡市清水区内から山梨県内まで5万円で運送しました。

またパキスタン国籍の男性は、自家用乗用車に6人を乗車させて清水区から山梨県内まで250米ドルで運送しました。

略式起訴を受けて、静岡簡易裁判所は男性2人にそれぞれ罰金30万円の略式命令を出しました。

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