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千葉県内では、著名人を語ってうその投資話に勧誘したり、恋愛感情を利用して現金をだまし取ったりするSNS型投資・ロマンス詐欺の被害が後を絶たず、警察が注意を呼び掛けています。
千葉県警によりますと、県内で2024年1月から4月までに認知されたSNS型投資・ロマンス詐欺の件数は30件で、7件だった2023年の同じ時期から大きく増加しました。
被害総額は約5億4600万円に上っています。
このうち、SNS型投資詐欺では、芸能人などをかたり「投資すれば必ず利益が出る」などと偽の投資アプリでうその利益を表示し、現金をだまし取る手口が目立ちます。
一方、ロマンス詐欺では、マッチングアプリなどのやり取りで、親近感や恋愛感情を抱かせ、「2人の将来のために資金を貯めよう」などと誘って現金をだまし取るケースが多くみられるということです。
県警はプロジェクトチームを設置して対策を進めるとともに、「直接会ったことがない相手からお金の話が出たら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。