千葉県野田市の野外にある巣で誕生した国の天然記念物のコウノトリについて、2羽がいずれも雄であることが分かりました。
また、2羽の愛称も発表されました。
野田市は6月18日、2024年4月に市内の屋外にある巣で誕生が確認された2羽のコウノトリについて、5月29日に検体を採取した結果、いずれも雄であることが分かったと発表しました。
また、2羽の愛称については、1羽目が「たける」、2羽目が「だん」に決まりました。
愛称はコウノトリと共生する地域づくり推進協議会が募集したもので、全国から寄せられた2400件余りの応募の中から、1番目と2番目に多かった名前が選ばれました。
市によりますと、2羽は親鳥のヤマトとひなたに見守られながら、巣の上で羽を羽ばたかせたりジャンプしたりと飛行の練習をしていて、順調に行けば6月下旬の巣立ちが見込まれるということです。
市の担当者は、「2羽の旅立ちを静かに見守ってほしい。いつまでも元気で幸せでいてほしい」と話しています。