金融機関をだまして口座を開設し、他人に有償で口座の情報を提供した疑いで、18日、栃木県那須塩原市の男が逮捕されました。
詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、那須塩原市の運送業の男（22）です。
警察によりますと、男は去年10月から11月にかけて、他人に情報を提供する目的で金融機関のアプリから、男名義の口座開設とキャッシュカードの交付を申し込み、カード1枚をだまし取った疑いが持たれています。
その後、男は、SNSのアプリを使って、開設した口座のインターネットバンキングを利用するために必要な情報を、他人に有償で提供したということです。
金融機関から、男が作った口座に不正送金があったと警察に情報提供があり、事件が発覚しました。
男は、「だましていない」と容疑を一部否認していて、警察は共犯がいる可能性も含めて捜査しています。
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