開発途上国の観光行政の関係者らが6月18日、千葉県香取市内にある歴史的建造物の活用事例を視察し、観光客誘致の手法などを学びました。
これは、開発途上国の観光行政の関係者に、日本の観光マーケティングや観光客誘致の手法を学んでもらおうと、JICA=国際協力機構が実施したものです。
この日はモンゴルやネパール、エチオピアなど、12か国の関係者が、香取市佐原にある歴史的町並みが特徴の複合宿泊施設、「ニッポニアサワラ」を訪れました。
関係者らは、宿泊施設に改装された、築200年を超える歴史的建造物を見て回り、歴史や文化を生かした観光のまちづくりに関心を示している様子でした。
一行は19日以降、神奈川県や栃木県などでも視察を行い、自国の観光客誘致のため知見を深めていくということです。