東京の大手商社の子会社が、企業に電気自動車や充電設備などをレンタルするサービスを倉敷市で始めました。
倉敷市に本社を置く車両の運送会社「エムズキャリー」で始まったのは、住友商事の子会社Hakobuneによる電気自動車のレンタルです。Hakobuneは、脱炭素社会の実現を目指し、電気自動車や、充電・発電の設備などを企業に貸し出す事業を行なっていて、岡山県内では初の導入です。
従業員が電気自動車を使う機会を増やすことで、普及を促すのも目的のひとつです。
(エムズキャリー 宮川光治社長)
「車を運んでいるなかでEV車(電気自動車)というのを、こんな車なんだ、こんないい車なんだというのを(従業員に)実感してもらいたい」
(Hakobune 高橋雅典社長)
「10年後に10万台、20万台こういった志を持ってですね、まずは一人でも多くの方に(電気自動車を)使っていただきたいというふうに思っています」
エムズキャリーでは、導入した6台を業務で使用するとともに、社員への貸し出しも行うということです。