保育士が園児の口に苦手な食べ物を無理やり押し込んだり床に押さえつけたりしたとして岡山市が認可外保育所に改善指導【岡山】

岡山市は、昨年(2023年)、市内にある認可外の保育所で、保育士が園児の口に食べ物を無理やり押し込むなど不適切な行為を行ったとして、今年1月、園に対して改善指導を行っていたことが分かりました。

園児に対して不適切な行為があったのは、岡山市南区にある企業主導型保育所「あいぐらん保育園岡山福浜町」です。

岡山市によりますと、昨年9月~12月にかけて、20代~30代の女性保育士2人が、園児に対し苦手な食べ物を無理やり口に押し込んだり、床に押さえつけたりするなど不適切な行為を行っていたということです。

岡山市が、昨年12月匿名の情報提供を受け、施設に立ち入り調査を行い発覚したものです。市は今年1月、園に対し、保護者説明会の実施や改善計画書の提出など改善指導を行いました。今後も計画に対する報告書の提出を求めているということです。

認可外保育所の運営会社は「決してあってはならない。園内の研修などを通じ改善に取り組んでいる」と話しています。女性保育士2人は既に退職しているということです。

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