洋菓子づくり競うコンテスト 力作揃いに「レベルは年々、高くなっている」【長崎】

今年も力作が並びました。

洋菓子のコンテストが長崎市で開かれ、県内のパティシエやパティシエを目指す学生47人の62作品が並びました。

62作品の中でグランプリに輝いたのは萩田智美さんの作品です。

まるで本物のようなバラはシュガークラフトです。

ケーキをイメージし、繊細な飾りが目をひきます。

病気のため、今回は6年ぶりの出場でした。

ティスリーサンミシェル 萩田智美さん
「ただただ、びっくりです。もっとたくさん勉強してもっといい作品を作りたいです」

長崎市内のホールで開かれたのは県洋菓子コンテストです。

飴を使った技術などを競う「ピエスアーティスティック部門」や、ショコラの美しさを競う「コンフィズリー部門」など9部門で審査が行われました。

砂糖とアーモンドで練った「マジパン」を使った作品の学生部門では切間穂乃佳さんが金賞を受賞しました。

デザインと制作あわせて3カ月間かかったそうです。

長崎県短期大学 切間穂乃佳さん
「よかったです。今までの成果が認められた感じがしてうれしい。立派なパティシエになれるように頑張っていく」

長崎県洋菓子協会 草野一夫 会長
「レベルは年々高くなっている。すごくよくできているが、まだまだ全国に行くとなると、つやの面やデザインなどを考えてほしい」

全国大会は10月に東京で開かれる予定で、コンテストを開いた県洋菓子協会は「今回のコンテストを全国大会に生かしてほしい」としています。

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