2027年以降をめどに引退すると発表された新幹線の点検用車両=「ドクターイエロー」。広島を走る姿を空から撮影しました。
ドクターイエローは18日午前10時過ぎに博多駅のホームに到着しました。すぐに居合わせた人たちが、記念撮影です。
見学に来た男性
「子どもが好きで、逆に親の方がはまり込んで。また見に来れたら、見に来たいと思っています」
男の子
「かっこいい(Qどのへんが?)安全を守っているところ」
ドクターイエローは線路のゆがみなどを調べる点検用の車両です。
博多を出発したドクターイエローは正午前、広島に入りました。10日に1回程度東京~博多間を往復していて、運行日は公開されていません。
ファンの間では見ると幸せになれるとして人気を博して来ました。しかし、老朽化を理由に2027年以降をめどに運行を終了すると、13日に発表されています。
東広島市を走るドクターイエロー。大阪方面に点検に向かいました。
JR西日本は、運行を終了する前に、一般公開するイベントを検討したいとしています。