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【宇都宮】市と宇都宮中央署、国土交通省宇都宮国道事務所などは7月2日まで、塙田2丁目の東小通学路の市道に、車の速度を抑制するための仮設ハンプ(段差)を設置し、効果の検証を行っている。今月5日から始まった取り組み。13日朝には、設置場所付近で同署員ら5人が通行車両への注意喚起などを行った。
ハンプは高さ10センチのスロープ状で、赤色に舗装されている。設置場所は、住宅街の最高速度が20キロに規制された一方通行の市道。通勤通学などの混雑時間帯に車の抜け道になっている。
地域住民から「車の速度が速い」との声が市などに寄せられ、2023年の冬から協議を重ね、試験的に設置した。効果が確認されれば本設置を検討する。
同署の宮田亜衣子(みやたあいこ)交通総務課長は「設置には地域の理解が不可欠。ハンプのような安全対策があることを知ってほしい」と話した。