9月のかかし祭来てね 高岡・中田、道谷会長ら来社

かかし祭への来場を呼び掛ける実行委のメンバー=富山新聞社高岡支社

 9月21、22日に高岡市中田地区で開催される第41回中田かかし祭(富山新聞社後援)に向け、実行委員会の道谷悦一会長らが18日、富山新聞社高岡支社を訪れ、「たくさんの人に足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 祭は中田コミュニティセンター周辺で行われ、社会的な事象や時の人などアイデアがあふれるかかしが100体以上並ぶ。今年はミュージシャン高原兄(けい)さん(富山市)が扮(ふん)するキャラクター立山登(たてやまのぼる)が作詞作曲を手掛けた「中田かかし祭音頭」に合わせ、地元住民が振り付けした踊りが披露される。

 今回のポスターは高岡龍谷高美術部2年の川本浩太さんが手掛けた。かかしと同じ伝統文化である歌舞伎を題材に、赤の着物で華やかさ、背景の紅葉で季節感を表現した作品となった。富山新聞社の第42回富山風雪賞を受けた道谷会長は「インパクトのある仕上がりで、祭の成功に一役買ってくれる」と出来栄えに太鼓判を押した。

 実行委の大島一成会長代行、吉田信夫事務局長、武田誠募集審査部門統括責任者、四津谷晃事務局次長が同行した。一行は市役所も訪れ、角田悠紀市長は「昨年以上の盛り上がりを期待している」と話した。

© 株式会社北國新聞社