2年連続の甲子園目指す宮崎学園は都城高専と対戦 春Vの宮崎商は佐土原と初戦【高校野球宮崎大会組み合わせ決定】

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第106回全国高校野球選手権宮崎大会の抽選会が19日、行われた。46チームが参加し7月6日に宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎などで開幕する。順調に日程が進めば7月25日に同球場で決勝がおこなわれる。好投手を擁する延岡学園は都城東と、春の宮崎大会を制した宮崎商は佐土原と対戦する。2年連続の甲子園出場を目指す宮崎学園は都城高専と対戦が決まった。

宮崎大会展望 投手層の厚い延岡学園、打撃力のある宮崎商、投打に総合力の高い日章学園、日南学園が優勝候補に挙げられる。

延岡学園は2年生ながら最速150キロを超える右腕藤川敦也のほか左腕南龍成(3年)、右の工藤樹(3年)と140キロを超える左右の本格派がそろい投手力は盤石。エース藤川は速球とキレのあるスライダーで三振を取れる。宮崎商は九州大会初戦の東海大福岡戦15安打16得点を記録した力強い打線が持ち味。1番中村奈一輝(3年)は広角に打ち分け出塁率も高い右の好打者。投手としても140キロを超え投打でチームを引っ張る。

昨夏、甲子園に初出場した宮崎学園は昨夏もエースだった大型左腕河野伸一朗(3年)の復調が鍵になる。県内屈指の強打者、小林秀峰の吉村航希(3年)も注目選手。都城商、聖心ウルスラ学園や宮崎日大なども力はある。

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