西武・武内夏暉2軍戦で実戦復帰 4回無失点 渡辺監督代行「リカバリーが大丈夫だったら次もある」26日日本ハム戦の先発有力

西武・武内

◆イースタン・リーグ 楽天―西武(19日、森林どり泉)
新型コロナウイルス感染で離脱していた西武の武内夏暉投手(22)=国学院大=が20日ぶりに実戦復帰し、4回4安打無失点に抑えた。初回に内野安打と四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、安田悠馬を空振り三振。黒川史陽も左飛に打ち取った。予定より5球多い65球を投じ、最速148キロを出した。

武内は5月30日の中日戦で4勝目をマーク。6月7日阪神戦での登板を予定していたが、新型コロナ感染を受けて同4日に出場選手登録を抹消された。

デビューからいまだ負けがなく防御率1.27と安定感はチーム随一で、5月には球団最速で月間MVP賞を受賞した。渡辺久信監督代行は「(きょう)良かったらというより、投げられてリカバリーが大丈夫だったら次(1軍)もある」と説明。順調なら26日の日本ハム戦(大宮公園)での1軍先発復帰が有力だ。

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