3季連続甲子園狙う明豊がV候補筆頭 大分舞鶴、大分、津久見などが続く【高校野球大分大会組み合わせ決定】

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第106回全国高校野球選手権大分大会の抽選会が19日、大分市の別大興産スタジアムで行われた。大会は43校が参加し7月6日に別大興産スタジアムで開幕する。順調に進めば7月25日に同球場で決勝が行われる。春の九州大会で優勝し、3季連続甲子園出場を狙う明豊は初戦で中津東と宇佐の勝者との対戦する。開会式の選手宣誓は中津北の朝田遥斗主将(3年)が務める。

大分大会展望 昨夏から3季連続甲子園出場を狙う明豊がリードしている。最速144キロのエース野田皇志(3年)を中心に選抜大会で好投した左腕の寺本悠真(2年)ら投手層は厚い。野手もU18高校日本代表候補の木村留偉(3年)と石田智能(3年)をはじめ実力のある選手がそろい、選手層でも他チームを引き離す。

強力打線が持ち味の大分舞鶴、春の県大会を制した大分、投打のバランスがいい津久見などが続く。佐伯鶴城のプロ注目の右腕、狩生聖生(3年)は最速150キロを超える本格派。狩生以外にも各校に好投手がそろっており、その投球が注目される。大分国際情報の寺尾凌太(3年)や中津東の金田龍乃介(3年)、津久見のエース佐伯和真(3年)、柳ケ浦の右腕中山英政(3年)もら140キロを超える本格派がズラリ。各校とも「打倒明豊」に燃えている。

春の大分県選手権を制した鶴崎工、左右の二枚看板がそろう大分工、杵築、大分商なども上位を狙う。

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