香港マカオの20万人が広東省で就業

6月12日に行われた「湾区機会」広東省インタビュー活動説明会で、広東省発展改革委員会副主任兼広東省大湾区区役所常務副主任の朱偉氏は、現在、大湾区住民の広東省における就職と起業の状況について紹介した。朱偉氏によると、広東省は香港・マカオからの若者たちの就職と起業を全力で支援するため、香港・マカオの住民が広東省で就職するに必要とした労働許可を全面的に取り消し、また、香港・マカオ住民の公募政策を実施し始め、大湾区専門資格の承認を推進している。今に至るまで、20万人以上の香港・マカオ住民が広東省で働いており、中に専門家3950人が医療・教育・観光・建築計画など重要な分野で大湾区本土に勤務している。「試験一つで証明書複数」のような新しい人材育成法の実施も推進されており、既に3500人以上の大湾区住民が関連スキルの証明書を取得した。

さらに起業方面に、広東省は「1+12+N」という香港・マカオの若者たちの起業やイノベーションに支援するシステムを建設し、条件を満たしている者に起業補助金や保証ローンなどを提供するような政策を始めた。今まで支持されてきた香港・マカオのプロジェクトは4800件以上成功しており、香港・マカオからの若者約5500人が雇用されている。大湾区の建設が推進されつつ、大湾区本土の発展に参加しようとする香港・マカオからの若者もどんどん増えている。関連部門も大湾区の政策などを更に最適化し、より良い就職環境や発展の可能性を創出するつもりである。

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