広州南沙駅の建設が間もなく始まる

今年5月17日に広州市政府は「広州市総合立体交通網計画(2023‐2035年)」を発表し、南沙駅総合交通要所一体化建設などのプロジェクトを要求した。前日、南沙駅第一期と一体となる南沙駅支援プロジェクトは承認され、南沙駅建設の始まりを示している。南沙駅の支援プロジェクトは南沙工業団地管理局により管理され、タクシー駐車場・高架自動車降車プラットフォーム・市営補助駐車場・地面都市通路・地下都市通路の建設を含む。南沙駅全体の進歩と営業効率のため、支援プロジェクトは駅本体と同時に建設し始める予定である。建設全体は2028年3月に終えてから全面的に運営開通する予定で、市民と観光客に便利な交通を提供することになるという。

南沙駅は珠江街に位置しおり、総面積は12万平方メートルに達し、将来には深セン・珠海・仏山・恵州・東莞・中山・江門などの大湾区主要都市に僅か1時間で到着することを可能とする、広州市交通網の重要な補助駅と言われている。広州南駅から45分、深セン宝安空港から30分(深セン中山通路開通後)の南沙駅はさらに、珠江河口東西両側を繋ぐ肝心な要点となり、工業・人材・技術などの流通を加速し、粤港澳大湾区の建設を有効的推進するという。南沙駅の規模は現在アジア最大で11個のプラットホームと24線路を持つ白雲駅を超え、南沙港鉄道・深セン茂名鉄道・広州中山珠海澳門高速鉄道・肇順南鉄道・中南虎都市間鉄道を導入し、また、地下鉄18号線・15号線・4号線の複線と繋がることにもなる。

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