遠藤航の同僚に? なぜリバプールは久保建英の獲得を狙うのか。現地メディアが挙げた明確な理由

久保建英のプレミアリーグ移籍を巡る報道が騒がしい。移籍が実現するかは分からない。確かなのは、それだけ評価されているということだ。

レアル・ソシエダに完全移籍してからの2シーズンで、久保は市場価値を高めている。以前からプレミア強豪の関心が噂されており、先日もトッテナムがオファーを出したとの報道があった。ほかにもマンチェスター・ユナイテッドやリバプールも興味を寄せていると言われる。

リバプール移籍となれば、日本代表主将の遠藤航とチームメイトになる。だが、『The 4th Official』は6月18日、「アルネ・スロット監督の新時代を始めるにあたり、リバプールは前線の強化を願っている。クボ獲得を望んでいるのは、彼が極めて才能ある選手だからだ」と報じている。

「クラブは彼に成功を収め、適切な指導と試合時間を与えればエリート級のウインガーになるだけの資質がそろっていると信じている。クボの加入はチームに価値と層の厚さをもたらす。30代後半へ向かっていくモハメド・サラーは、フレッシュにビッグマッチへ臨むために休息が必要となる」

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そのうえで、The 4th Officialは「だが、ソシエダが6000万ユーロ(約102億円)の契約解除金以下で売ることはないだろう」と続けた。

「リバプールは若手にそれだけの額を費やさないかもしれない」

2月にソシエダとの契約を2029年まで延長したばかりにもかかわらず、この夏の去就に関するうわさが後を絶たない久保。本人はどのように今後を見据えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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