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沖縄戦に動員された白梅学徒隊の足跡をたどる勉強会が沖縄尚学高校で開かれました。
沖縄尚学高校の地域研究部は看護要員として沖縄戦に動員された白梅学徒の歴史を後世に伝える活動を続けています。
講師を務めたのは去年亡くなった元白梅学徒の中山きくさんと長年交流し戦争体験を語り継ぐ活動をしている地域研究部OBの新垣ゆきさんです。
▽新垣ゆきさん:
「きくさんたちが白梅の塔の前に行くと、絶対に言うのが「ごめんね」という言葉友達は16歳17歳で人生が終わっているんだけど自分自身はそのあと結婚して子どももいて孫もいてというのを友達の親に見せるというのが辛かった」
生徒たちは79年前、戦場をさまよった少女たちの過酷な体験に触れ思いを巡らせていました。
▽沖縄尚学 與那原弘督さん:
「僕たちの想像を絶するようなことをして70年以上たった今でも苦しんでいることが僕としては心に穴ができるようなものを受けて一瞬泣きそうになってしまった」
地域研究部のメンバーは勉強会をふまえ平和ガイドやワークショップなどに取り組みます。