サイズが大きく使いきれない、気付いたら賞味期限が切れていたなど、普段捨ててしまう食材はありませんか?そうした食材を使ったレシピを大学生が考え、6月19日、料理教室を開きました。私も教室に参加しました。
宮城県名取市のゆりが丘公民館で市民に向けて開かれた料理教室。先生は宮城大学食産業学群の学生11人です。19日は事前に公民館の利用者にアンケートを取った「家庭で廃棄しがちな食品」の結果をもとに考えたレシピを披露しました。
梅島三環子アナウンサー
「まずは、食べ飽きてしまうことも多い素麺を使ったアレンジメニューです。これには、一玉買って使いきれないという声の多かったキャベツも一緒に使います」
これらの材料で作るのは、「お好み焼き」です。素麺を茹でて、はさみで小さくカット。キャベツは、粗みじん切りし、長いもはフードカッターですりおろします。ボウルで長いもととキャベツをよく混ぜてから素麺を加えます。これで、お好み焼きのタネが完成です。熱したフライパンに油を引いてタネを流し、その上に豚肉を乗せ蒸し焼きに。そして…。
「せーの!できた!」
返しながら、中まで火が通れば完成です。19日はこのほか、賞味期限が長いので安心していたら期限切れになることが多いという声があった練り製品などを使ったレシピが紹介されました。
「それでは皆さん頂きまーす!」
調理のあとは皆で一緒に試食です。
梅島三環子アナウンサー
「頂きます!もちもちしていますね」
参加者
「カリカリしていておいしい」
梅島三環子アナウンサー
「外がカリカリ、中がモチモチいいね!」
参加者
「おいしい、おいしい」
「よく考えたね」
学生
「活動の励みになります」
参加者
「孫が来た時に作ってみたいと思います」
宮城大学食産業学群 松浦七海さん
「少しの工夫で変わってくることと思うので、捨てられる食材を使うことは壁は高くないと思う。普段捨てられるような食材も、新しいレシピとして取り入れて使ってもらえたらいいと思う」
捨てられる食材もアイデア次第で、使いやすい食材になるかもしれません。