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日本の違法漁業対策を学ぶアフリカの5つの国の国家公務員が19日、岩手県山田町で研修を行いました。
山田町を訪れたのは、コンゴ共和国、コートジボワール、ギニア、マダガスカル、ジブチのアフリカの5つの国の国家公務員です。
アフリカでは、漁業のルールはあるものの、乱獲や略奪が横行していて、一行は日本の漁業の監視体制を学ぶために来日しました。
19日の研修でアフリカの国家公務員の5人は、三陸やまだ漁協の職員から、漁業者が集まり団体で権利を守り、海洋資源を管理していることを学んでいました。
また密漁が発生しないよう船による監視を毎日行っていることも説明しました。
参加者は真剣な表情で担当者の話に聞き入り、違反者を見つけた場合の対応や、事故や災害が起きた場合の漁協の役割などについて質問していました。
この後、一行は監視船に乗り込んで湾内の養殖施設を視察しました。
岩手県内での研修は21日まで行われ、20日は釜石市で県の漁業取締船などを見学する予定です。