南三陸町「交通死亡事故ゼロ」10年 宮城県内で最長

宮城県南三陸町では6月1日に「交通死亡事故ゼロ」がちょうど10年間続いたということで、19日、宮城県が町を表彰しました。交通事故により1人も亡くなっていないこの10年という期間は、県内の自治体の中で南三陸町が最も長いということです。

南三陸町役場では「交通死亡事故ゼロ」の10年間達成をたたえて、村井知事の名前が書かれた褒状が町長に手渡されました。

南三陸町では2014年5月31日に国道45号線で貨物自動車同士が正面衝突し、男性1人が亡くなりましたが、それ以降、交通死亡事故は起きていません。この10年間という「交通死亡事故ゼロ」の継続期間は、県内の自治体の中で最も長いということです。

南三陸町 佐藤仁町長
「気持ちを緩むことなくこれから11年、12年、13年というふうに、この記録を宮城県内最長ですので継続して伸ばしていきたい」

一方で県内全体では今年21件の交通死亡事故が起きています。

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