広島スキッベ監督、判定に怒り「審判おめでとう」 満田退場ジャッジに皮肉発言「試合壊された」

広島のミヒャエル・スキッべ監督【写真:徳原隆元】

J1リーグ第13節延期分で横浜F・マリノスに2-3敗戦

サンフレッチェ広島は6月19日、J1リーグ第13節延期分で横浜F・マリノスと対戦し、2-3の逆転負けを喫した。後半途中にはMF満田誠が2枚目のイエローカードを受け退場処分に。試合後、ミヒャエル・スキッベ監督は「1人の人に今日のゲームを壊された」とジャッジに怒りをぶつけた。

アウェーの広島は前半2分、FW加藤陸次樹が2試合連続となるゴールで先制。FWヤン・マテウスに同点ゴールを許して迎えた後半7分には、ペナルティーエリア手前で相手MF天野純の足を引っ掛けた満田が主審から2枚目のイエローカードを提示され、退場処分が下された。

数的不利に陥りながらも後半32分、FW大橋祐紀が技ありの一撃で2-1と勝ち越しに成功。しかし同42分、FW宮市亮に自陣右サイドの突破を許した折り返しをFWアンデルソン・ロペスに決められると、同45分にはヤン・マテウスに逆転ゴールを献上し万事休した。

試合後のフラッシュインタビューで、スキッベ監督は満田の退場判定に言及。「最初のイエローカードはファウルに値するとは思いませんし、2枚目のレッドカードになったシーンもカードではなかったと考えています。1人の人に今日のゲームを壊され、10人にさせられたのは残念」と不満をぶちまけた。

その後には「審判おめでとうございます」と皮肉発言も飛び出すなど、アウェーでの逆転負けに怒りは収まらなかった。(FOOTBALL ZONE編集部)

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