「目標としていた」広島の20歳MFが海外移籍のためチーム離脱の川村拓夢に思い「今度は自分が...」

サンフレッチェ広島は6月19日、ACLの影響で延期となっていたJ1第13節で横浜F・マリノスと対戦し、2-3で敗戦。この試合後、越道草太が海外に活躍の場を求めたユースの先輩に対する思いを述べた。

横浜戦に60分から途中出場したプロ2年目の20歳は、試合には敗れたものの、右ウイングバックで守備に奮闘。「相手はスピードがあるので、縦を7割意識して、カットインさせるのを意識しました」とマッチアップした宮市亮のドリブルのコースを限定しながら、ボールを奪うシーンもあった。

ただ攻撃参加には課題を残し、「次は攻撃で起点を作れるようにしたい」と語った。

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また、同じ広島育成組織出身の川村拓夢が、海外クラブへの移籍の手続きなどでチームを離脱したことについても訊かれ、こう答えた。

「人としても、熱いプレーをする選手で、自分は結構目標としていた部分もありますし、すごくチームとしては痛いですけど、(川村)拓夢くんがああやって海外に行ったんで、今度は自分がもっと大きくなって、チームを勝たせたいです」

今シーズンは13試合に出場して1ゴールも、自身の出来には満足していない。越道は「向上心を持って、練習から少しずつアピールしたい」と意気込んだ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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