家庭や給食に健康レシピを 県と県内外企業12社が応援メニュー

中テレクックラボ(福島中央テレビ)が考案したキャベツの中華風パスタ

 県は、県内外の企業12社と協力して健康課題の改善に向けた69のレシピを新たに作り「ふくしま健康応援メニュー」としてホームページに19日公開した。家庭や給食などでの活用を呼びかけている。

 県民の健康づくりを支援する目的で2021年度から始めた。本年度は新たに主菜の1人分当たりのたんぱく質量が15グラム以上となる「フレイル予防」と、野菜をふんだんに使っておいしさを保ちながら減塩するなどした「ごちそうみそ汁」の二つのテーマを追加した。

 県は9月~来年3月の食育の日(19日)前後に一部のメニューを学校給食で提供する予定という。県は「今回のメニューは栄養バランスが取れている。地元食材を使って作れるメニューなので、レシピを活用してほしい」(健康づくり推進課)とした。

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