大坂なおみ、7月1日開幕のウィンブルドンのワイルドカードを獲得。5年ぶり4度目の出場へ

大坂なおみ、5年ぶりのウィンブルドン出場へワイルドカード獲得

7月1日に開幕する今年3つ目のグランドスラム「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)は、男女シングルス、ダブルスのワイルドカード(主催者推薦)第1弾を発表。今季からツアーに復帰を果たした大坂なおみ(フリー/世界ランク113位)が、女子シングルス本戦に選出された。

26歳の大坂は、妊娠・出産を経て今年1月からツアーに復帰した。試合数を重ねるごとに調子を上げて、今年2つ目のグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)は2回戦で敗れたが、のちに3連覇を達成することとなるイガ・シフィオンテク(ポーランド/同1位)に善戦。かつて世界ランク1位に輝いた時の姿が徐々に戻ってきた。

ウィンブルドンに向けて、グラスコート・シーズンに突入した大坂は、初戦となった「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/WTA250)でベスト8。現在開催中の「エコトランス・レディース・オープン」(ドイツ・ベルリン/WTA500)では初戦で世界8位にフルセットで敗れている。

ウィンブルドンに過去3度出場している大坂は、今大会に出場となれば2019年以来5年ぶり4度目。最高成績は2017、2018年の3回戦となっている。

なお、大坂のほか2018年大会を制しているアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同224位)や2018年全豪オープンを制したキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク/同114位)、2021年全米覇者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同165位)らグランドスラム優勝経験者が選ばれている。

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