【タイヤ直撃で4歳女児が重体】タイヤが外れた軽乗用車の所有者(50)も逮捕 "道路運送車両法違反"などの疑い 点検整備を怠ったまま知人に運転を依頼か 札幌市

事故があった現場

札幌市西区で2023年11月、軽乗用車のタイヤが外れ、当時4歳の女の子に直撃した事故で、警察は6月20日、事故を起こした車の所有者の男(50)を過失運転致傷と不正改造をした道路運送車両法違反の疑いで6月20日、逮捕しました。捜査関係者によりますと、男は去年11月、改造されたジムニーの点検整備を怠ったまま知人に運転を依頼。その後、札幌市西区平和3条8丁目でタイヤが脱落して歩道を歩いていた当時4歳の女の子に直撃する事故を引き起こした疑いが持たれています。男は車を不正改造した疑いも持たれています。

事故を起こした車(撮影:視聴者)

事故を起こした知人の若本豊嗣(50)容疑者は当時、過失運転致傷の疑いで逮捕され、車の不正改造をした道路運送車両法違反の疑いでも20日に再逮捕されています。現場周辺ではタイヤを固定していたナット5個全てが外れているのがみつかっていて、警察は点検の不備によりタイヤが脱落した可能性もあるとみて捜査を進めています。タイヤが直撃した女の子は今も重体のままです。

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