2024年も、世界一のやまがた紅王を決めるコンテストが、寒河江市で開かれました。
王者に輝いたのは。
【中野アナウンサー】「真剣なまなざしで見ているのは、去年本格デビューした「やまがた紅王」。ただ、この紅王たち、ある審査にかけられているんです。」
開かれたのは大玉新品種・やまがた紅王の最も重いものを決めるコンテスト。
2023年に続き2回目の開催です。
出品できるのは着色が80%以上でサイズが4L以上のもの。
今年は、6月中旬の暑さで成熟が早まったことから、事前に収穫し審査された29点と当日出品された10点の合わせて39点が集められました。
【審査】色OK。劣化とかもなし。色艶十分。
1パックに10粒入ったやまがた紅王を着色やサイズが基準を満たしているかチェックし、審査を通過した粒のみを計りにかけ順位を決めていきます。
10粒での計測です。148.1グラムです!
次々とはかりにかけられた結果。
【中野アナウンサー】こちらが厳正な審査を勝ち抜いた紅王たちです。500円玉よりはるかに大きくて実もパンパンですよね、農家の方たちの苦労と愛が詰まっています。
一位に輝いたのは天童市の村形静雄さんが栽培したやまがた紅王142.6グラムです。
【山形県農林水産部園芸大国推進課 近野広行課長】「今年のような天候の中で、これだけ品質の高いものをつくっていただきまして非常に感動しております。生産者の方に大玉生産に積極的にチャレンジしていただきたいということがございますし、これを機会にいろんな方に知っていただければなと思います。」
きょう出品されたものは、6月22日に山形市のイオンモール山形南の特設会場で販売される予定です。