「感動します」1万本のユリ色鮮やかに《国内最大級の展示会》ドレスに帽子…『着るゆり展』も

美しさだけでなく香りでも訪れた人たちを魅了します。高知市の農園で国内最大級のユリの展示会が始まりました。

中川果歩記者:
「ハウスに足を一歩踏み入れるとおよそ500種類1万本のユリが色鮮やかに咲き誇っています。ユリの甘い香りがハウス全体に広がってとてもいいにおいです」

高知市長浜の中村農園で20日から始まった関係者向け展示会。中村農園は毎年、新しいユリの品種を試験栽培していて、今回500種類のうち55種類を農家や業者に向けて提案しています。

一般的にユリと言えば花びらが6枚で白いものをイメージしますがー
「アミスタッド」は上品なうすいピンク色で花びらが何枚も重なっている八重咲きです。ティントレット、実はこちらもユリ。バラのような個性的な咲き方が特徴です。
淡い色だけではありません。しっかりとした色の「ブラックシップ」はアンティークな雰囲気で結婚式の装飾などにもぴったりです。

高知市から:
Qユリの好きなところは
「つぼみのときから咲いて最後に落ちるまで全部顔が違うのでそれがすごく」
高知市から:
「いろんな色もあってみんながみんな、ユリ自体が一生懸命咲いているのにすごく感動します」

中川果歩記者:
「こちらにはおよそ3メートルのユリタワーがあります。そしてその隣には『着るゆり展』と題して、ユリの帽子をかぶってユリのドレスをまとって全身ユリコーデで写真を撮ることができます」

農園職員の「ユリに触れて笑顔になってほしい」という思いから今年(2024年)初めて設けられました。

中村農園中村光輝常務取締役:
「白・ピンクをはじめオレンジであったり黄色であったりとか特殊な咲き方をするユリもたくさん展示しておりますのでそういった点を見ていただきたいと思います」

ユリの展示会は今度の土曜日(22日)に無料で一般公開されます。

※駐車場は若宮八幡宮鎮守の森公園

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