小学生が梅干しづくり「苦手だけど一緒に食べたい」 地元の文化を学ぶ一環〈宮城・登米市〉

登米市の小学校で児童が地域の住民から梅干しづくりを教えてもらう体験教室が開かれました。

登米市中田町の加賀野小学校の児童は、旧中田町の時代に「町の木」として親しまれた梅について学んでいて、毎年、地域住民に梅干しづくりを教えてもらっています。
梅の実は学校の敷地にある梅の木から児童が収穫したもので、春先から天候に恵まれた今年は豊作となり、去年の6倍にあたる60キロの梅の実を収穫しました。

児童は
「おにぎりやご飯の上にのっけて食べたいです」
「いろいろな人と会うことができて仲良くなれたりするのでいい機会だと思います」「私は梅干しは苦手だけど、みんなで作った梅干しだから、みんなで一緒に食べたい」

来月末に梅を一度容器から出して日光に当てる「天日干し」を行うなど作業は続き、来年2月初めごろまで熟成させるということです。

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