「キャリア史上最大の挑戦」 K-1世界大会に7月初出場 宇都宮出身の大久保琉唯、知事に意気込み

K-1「WORLD MAX」に向け意気込みを福田知事(右)に語る大久保=県庁

 東京・代々木競技場第二体育館で7月7日に行われる格闘技K-1の世界大会「WORLD MAX」55キロ級に初出場する宇都宮市出身の大久保琉唯(おおくぼるい)(19)が20日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に意気込みを語った。

 大久保は壬生町のジム「ウルフ」所属。2022年に立ち技の「Krush」フライ級でプロになり初の王座に就いた。通算戦績は6勝1敗。世界一を懸けた大会への出場は初めてで「キャリア史上最大の挑戦。積み重ねてきたものを全て出し、優勝を目指す」と言葉に力を込めた。

 トーナメントで争う今大会には2階級上げて臨む。1回戦の相手は、同い年でプロ通算25勝1敗と実績十分な中国選手。勝てば今秋に予定されている準決勝に進む。福田知事は「栃木を背負い、世界一を獲得してほしい。健闘を祈る」と激励した。

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