「常に全体の相乗効果、みんながレベルアップ」町田MFバスケス・バイロンがチーム好調の理由を語る! 昨年の“禁断の移籍”も回想

FC町田ゼルビアは6月20日、クラブの公式YouTubeチャンネルを更新。MFバスケス・バイロンのインタビューを公開した。

【動画】ゼルビアがバスケス・バイロンのインタビューを公開!
バイロンは、J1初挑戦で首位に立っている町田のチーム力を、こう語る。

「一番はチームとして結果が出ているので、そこが全てなのかと思いますね。僕もキャンプから良い積み重ねして、開幕戦から3試合出たんですけど、怪我してしまって。でも怪我しても代わりに出てきた選手が結果も出してくれましたし。常にチーム全体の相乗効果、本当、激しいポジション争いをみんながやりながらやってるので、みんながレベルアップしていきますし。誰が出ても結果出るっていうのが、今年のFC町田ゼルビアの強さなのかなとは思っています」

自身は、2023年の7月に町田に加入した。当時、J2で首位争いしていた東京ヴェルディからの完全移籍に、一部で批判の声も上がった。24歳のアタッカーは、クラブに感謝する。

「去年夏に入ってきて、すごく一杯批判があったなかで、FC町田ゼルビアのサポーターのみんなが温かく入れてくれました。サポーターだけじゃなくて、選手、コーチ、スタッフ、FC町田ゼルビアに携わる全ての皆さんが、すごく気持ちよく僕のことを受け入れてくれたので。そういう人の大切さを改めて気づかせてもらいましたね。移籍したことで」

さらに、「今ではファミリーだと思いますし、みんなが。居心地も良いですし、試合とか出てなくても『みんなが頑張ってるから俺も頑張ろう』と思います」と続ける。

次戦は6月22日に、ホームでアビスパ福岡と相まみえる。バイロンは「アビスパは本当にタフなチームで球際も激しく来るでしょうし、そういう意味では、本当に厳しい戦いになると思います」と相手を警戒する。

そして、「0-0、無失点で行きながら、1点は絶対取れると思うので、その1点をどうやって取れるか。それは前線の最後の精度に懸かってると思うので、しっかり自分たちの良いゲームプランで運びながら必ず勝てるように、みんなで良い準備していきたいと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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