相葉雅紀がファンの前でパフォーマンス「覆面振付バトル部FES」で感極まり涙を見せ「いつでも嵐いけます!」

フジテレビ系で放送中の「相葉◎×部」(土曜午後4:30)から派生したイベント「相葉◎×部presents 覆面振付バトル部FES」が開催された。

MC・相葉雅紀、スタジオレギュラー・えなりかずきによる「相葉◎×部」は、学校にはない“部活”を芸能人が立ち上げ、自ら挑戦する新たなバラエティー。今まで見たことも聞いたこともない、オリジナリティーあふれる“部活=「◎×部」”が次々と誕生し、各ジャンルで活躍する芸能人たちが汗をかきながら本気で挑む。

「覆面振付バトル部」は、ダンスに自信のある芸能人が指定された曲に振り付けし、覆面をつけて収録したダンス動画をTikTokに投稿して、“いいね”の数を競う部活。イベントでは、相葉とえなりが進行を務め、「覆面振付バトル部」の部長・松田元太が所属するTravis Japanと、振付師のakaneがプロデュースするダンスグループ・アバンギャルディが登場した。今回、Adoの「新時代」に振りをつけした2組は、TikTokにすでに投稿しており、“いいね”の数が多いほうが1票を獲得。

そして、Travis Japanとアバンギャルディが、TikTokに投稿したものよりも長く振り付けを披露すると会場は大盛り上がり。それを見た、相葉、えなり、s**t kingzのshojiとkazukiが審査し、最終的にアバンギャルディが勝利を収めた。その後、アバンギャルディがYOASOBIの「アイドル」を、Travis JapanとアバンギャルディがコラボしてTravis Japanの「夢のHollywood」をパフォーマンスすると、相葉も登場しダンスを披露した。

大盛況の中、イベントが終演。その後、取材会に出席した相葉は「こんなすてきなメンバーに囲まれて、『覆面振付バトル部』ができたことが本当に幸せでした。MCしていて楽しかったです」と笑顔を見せ、えなりも「名勝負を見せていただき感動しました。ありがとうございました」とニコニコ。続けて松田が「後輩としても歴史的な瞬間が見られたことと、ダンス部の部長としても刺激をいただけるフェスでハッピーな時間でした」と振り返った。

そして、パフォーマンスした感想を聞かれた相葉は、「めちゃめちゃ緊張しました。お客さんの前に立つ機会が本当に減っていたのと、パフォーマンスが終盤だったのでソワソワしていました(笑)。でも、僕のはおまけみたいなもので、Travis Japanとアバンギャルディの対決がメインだったので、この対決が盛り上がって、僕も気持ちよく踊ることができました」とやりきった表情を見せ、テーブルクロス引きに挑戦したえなりも「うまくいってほんとによかった」と安堵していた。

アバンギャルディとのコラボについて「貴重な体験だった」と回顧した相葉は「akaneさんが全部見てくださって、“アバンギャルディ色”の中に入ることができたのがすごく幸せでした。学ランも、40歳を過ぎて着るとは思いませんでした」と苦笑した。

さらに、相葉が終盤で見せた涙について質問が及ぶと、「聞きますね~」と、恥ずかしそうにしつつも「ずっとお客さんの前に立ちたかったし、こういうイベント(場所)があるのはいいなと単純に思いました」と話し、所属しているグループのについても触れた。「僕ら(嵐)は解散していないので、まだどうなるか分からないですけど、お客さんに喜んでもらえるような方向には持っていきたいなと思っていて…。僕の一存ではどうにもならないですけど、お客さんから直接もらうパワー、そこで、こっちから放つエネルギーを受けたり、渡したりするこの空間が最高に楽しかったです」と、素直に今の心情を吐露した。

さらに、嵐のことを思い出したのかと聞かれた相葉は「練習している時に思い出しました。振り付けってこうだったなとか。振り付けをしいてた時の記憶はいっぱいよみがえりましたね」としみじみ。加えて「嵐はいつでも行けます!」と力強く宣言した。

その流れで、相葉のダンスに点数を付けるとしたらと聞かれた松田は大慌てで「そんなこと聞かないでください」と言い、「横を見たら相葉くんがいてこれ以上の幸せはないというくらい幸せでしたし、ファンの方々だったりの視聴者の方々と同じ空間でフェスという形で一緒に『夢のHollywood』をやらせていただいて、豪華なステージにいさせてもらえてるんだなという幸せ感と、今後もこういう楽しいフェスとかライブができるように精進していきたいなと、部長として思いました」と真摯に語った。

続けて、Travis Japanの中村海人がマイクを握り、相葉に聞いてみたいことがあると質問をぶつける。「待っていてくれたファンの皆さんの前で踊ったじゃないですか。気持ちよかったですか?」と聞くと、「薄い質問だな!」とメンバーからツッコまれて答えを聞くことができずに終わった。

すると、おなじくTravis Japanの川島如恵留が「またやりたいですか?」と核心を突いた質問をする。「僕はやりたいです」と即答したえなりに、相葉も「僕もやりたいです」と言い、アバンギャルディに負けたTravis Japanに「リベンジする?」と振ると、「マジでリベンジさせてください!」とメンバーは声をそろえた。その声を聞いて「きっとまた挑戦状が届くと思うので受けてくれるとうれしい」と、Travis Japanに伝えた。

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