「全国安全週間」前に岡山市役所新庁舎建設現場をパトロール/岡山労働局が市と合同で【岡山市】

労働災害防止などを呼びかける「全国安全週間」が7月1日から始まるのを前に、岡山労働局は6月20日、岡山市と合同で市役所新庁舎の建設現場をパトロールしました。
昨年1月に着工した岡山市の新庁舎は2026年5月の完成予定で、工事はほぼ4分の1まで進んでいます。
パトロールには岡山労働局の森實久美子局長らおよそ20人が参加。現場責任者の説明を受けながら、転落防止ネットや作業員の安全ベルトの装着状況など重点に見て回りました。
また、これから猛暑のシーズンを迎えることから、熱中症対策もチェック。扇風機や休憩室のほか、「暑さ指数」を計測する機器が設置されているのを確認していました。
岡山県内の建設業での労災事故は今年、転落事故などで5月までに2人が死亡、90人がけがをしています。昨年の同じ時期に比べて死傷者数は17人増えており、岡山労働局では安全対策の徹底を呼びかけています。

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