横浜流星 来年の大河で演じる蔦重は「飛び抜けの明るさが自分とは正反対」 クランクインいきなり火事のシーン撮影で「キツかった」

 フォトセッションに応じる横浜流星(撮影・高部洋祐)

 俳優の横浜流星(27)が21日、主演を務める25年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」の京都ロケクランクイン取材会に出席した。

 舞台は18世紀半ば、人口が100万人を越え、天下泰平の中世界有数の大都市へと発展した江戸。横浜は、郊外の貧しい庶民の子に生まれ、貸本屋から身を興して“江戸の出版王”へと成り上がる“蔦重”こと蔦屋重三郎を演じる。

 蔦重の人物像について横浜は「度胸、責任感もあって、人間くさい男」と評し、「飛び抜けの明るさが自分とは正反対。(自分は)あんなに顔の表情がコロコロ変わるタイプではないので」と、普段の自身との違いを語った。続けて「彼自身がそういう真っ直ぐな男なので、視聴者の皆さんにも愛してもらえたらいいなと思っています」と、映像作品では自身初となる時代劇に向けて抱負を述べた。

 また、「これまでの撮影の中で『べらぼう』だったこと」を問われると、「(冒頭の)火事のシーンですね。この炎天下の中。キツかったですね」と笑顔で振り返っていた。

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