ラジオで「災害対策情報」を発信 NTTドコモとRCCが相互協力協定 災害時に被災地域をサポート

災害が起きたときにNTTドコモの災害対策情報をRCCのラジオなどで発信することになり、21日、両社が相互協力協定を結びました。

NTTドコモでは、大規模な災害が起きたときに▼被災地域にいる人の安否を携帯電話で確認できる「災害用伝言板」や、▼携帯電話の通信状況を伝える「復旧エリアマップ」などの災害対策情報を自社のホームページなどで提供しています。

今回の相互協力協定により、RCCはラジオの放送やホームページ、SNSなどでNTTドコモの災害対策情報を発信。両社で連携し、速やかに正確な情報を伝えることで被災地域の人たちをサポートします。

NTTドコモ中国支社 沖本秀樹 ネットワーク部長
「実際の災害におきましては、やはりドコモの公式ホームページを見られない方も多くいらっしゃるかなと思っております。RCCラジオですとか、ホームページ、それからSNSといったところでですね、お伝えいただくことでですね、より多くの方々に、被災地域の方々にお伝えできる」

NTTドコモ中国支社が県域放送局とこうした協定を結ぶのは初めてです。

RCCラジオでは本格的な雨の時季を前に、6月10日~30日を「聴いてAction!防災・減災プロジェクト」の期間と定め、ワイド番組などで、パーソナリティーや気象予報士が、「日ごろからの災害への備え」を集中的に呼びかけています。

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