AI活用/次世代店舗マネジメントサービス「RetAil OS」リリース

SCデジタルは6月19日、AI技術を活用した次世代店舗マネジメントサービス「RetAil OS(リテール オーエス)」をリリースした。

<リテール オーエス>

RetAil OSは、店舗にAIカメラ・AIマイクを設置しデータを収集し、エッジAIプラットフォーム「Actcast(アクトキャスト)」を活用することで、データの取得から稼働状況のチェック・外部システム連携まで一元管理ができる。

得られたデータは全てダッシュボード化し、「来店者の人数や属性」「店舗内のエリア別行動と滞在時間」「試着率、棚手伸率」「接客、会話データ」を分析できる。

また、複数デバイスの管理・運用ができ、多様なAI機能(アプリ)を購買・インストールすることも可能だ。を活用した店舗運営の計画・改善点までトータルに提案する。

利用業務は、接客、試着、試用サービスを提供するファッション・アパレル・スポーツ店、取扱商品数の多いライフスタイル雑貨、ドラッグストアや対面での接客サービスを提供している携帯キャリアショップ、保険ショップ、自動車販売店、薬局、不動産店舗のほか、百貨店、商業施設を想定している。

<活用事例>

「店舗の現状把握(購買転換率、滞在時間)や見直し」「店舗運営(最適な棚割り・人員配置、営業時間、採用等)実行計画の設定」「雇用改善・人材開発(従業員満足、退職率の低下)」「店舗来店・リピート率の向上」「店内の棚出し・需要予測した機会ロスの削減(適正な在庫管理)」「商圏内人口の分析や回遊動線を整理した顧客単価アップ」「来店顧客の顧客満足度の向上」などに活用できる。

■RetAil OS
https://lp.scdigital.co.jp/retailos

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