EUROでも躍動!マドリーの19歳ギュレルが久保所属ソシエダに移籍か。「クボとウーデゴーは歴史的な例」

EUROという大舞台での活躍は、この夏の去就を巡る騒ぎに拍車をかけるかもしれない。

レアル・マドリーに所属するトルコ代表のアルダ・ギュレルは、6月18日に行われたEURO2024グループF第1節のジョージア戦で、後半に決勝点となるゴールを決めた。ペナルティエリア外から左足で美しいカーブをかけたシュートは、世界で大きく称賛されている。

ゴラッソが話題となった19歳の新星は、移籍市場における注目度も高い。マドリーは来季からキリアン・エムバペが加わることが決まった。また、2022年に獲得したエンドリッキも加入する。競争が激しくなれば、ギュレルが武者修行に出される可能性もあるだろう。

『Football Espana』は6月20日、『Radio MARCA』の報道として、マドリーがギュレルを手放す場合、レアル・ソシエダへのレンタルを望んでいると伝えた。やはりマドリーからソシエダに移籍した久保建英の例などから、経験を積ませるに最適の場所と考えられているという。

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同メディアは「ギュレルが成長を続けるのにラ・レアルが理想的なチームだとマドリーは考えている。その歴史的な例として、マーティン・ウーデゴーとタケフサ・クボをあげている」と報じた。

「来季、ギュレルを加えられれば、ソシエダが喜ぶのは間違いない。ただ、選手自身はたとえスタメンの道が阻まれていても、マドリー残留を優先するようだ」

ウーデゴーは現在アーセナルのキャプテンを務めるまでになった。久保のソシエダ移籍以降の活躍も周知のとおりだ。ギュレルがその後を続くことはあるのか。今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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