群馬県議会4会派と7月に懇談会 山本一太知事 

 群馬県議会との関係修復に向け、山本一太知事は20日の定例会見で、宇留賀敬一氏の副知事再任案に同意した自民、つる舞う、リベラル群馬、公明の4会派と7月に再任後初となる懇談会を開きたい考えを示した。津久井治男、宇留賀両副知事も出席し、意見交換する方針。

 山本知事は定期的な懇談会の他、県と議会をつなぐポストの設置を修復に向けた例に挙げ、任期1年限りの宇留賀氏の後任に関しては「ちゃんとした人をあらゆるルートで探したい」と述べた。

 同席した宇留賀氏は「県の産業をもり立て、県民の幸福度向上に向けて一生懸命尽くしたい」と話した。

 また、同日告示された東京都知事選について、山本知事は現職の小池百合子氏を明るくポジティブだと評価し、「東京のリーダーは北関東全体に影響を与える。小池知事に再選を果たしてほしい」と支持する考えを示した。新人の蓮舫氏については、旧民主党政権で中心を担った事業仕分けについて「最悪だった。官僚が引っ張り出されてメディアの前で公開処刑のようで、不愉快だった」とした。

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