県立高校の教職員 生徒・保護者の個人情報入ったUSBメモリ紛失 県教委宛に匿名の封筒届く【長野】

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県立高校の教職員が生徒と保護者369人分の個人情報などが入ったとみられるUSBメモリを紛失していたことが分かりました。

紛失したUSBに入っていたとみられる個人情報は、2022年度の県立高校の全校生徒と保護者の名前、生年月日、出身中学などが書かれた369人分の名簿と、当時の2年生130人分の英語のテスト結果です。
今月18日、県教育委員会あてに個人情報を含むUSBメモリを拾ったとする匿名の封筒が届きました。
中にはUSBに保存されていたとみられるファイル名や名簿の一部を印刷した書類が入っていました。
内容を確認したところ、県立高校の教職員が自宅で教材などを作成するために使った私物のUSBであることが分かりました。
USBがどこにあるのかは分かっていませんが、今のところネット上などへの流出は確認されていないということです。
県教委は来週にも生徒に直接経緯を説明する予定で、今後、保護者への説明会も予定しています。
すでに卒業している生徒については謝罪文を郵送するということです。

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