石川キッズ 県大会準優勝で関東進出 藤沢市

準優勝を果たした「石川キッズ」の選手たち(同チーム提供)

石川小学校を拠点に活動している少年野球チーム「石川キッズ」が9日、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルドトーナメント県予選大会で準優勝を果たし、9月に行われるGasOneカップ学童軟式野球選手権大会関東大会への出場権をつかんだ。

同大会には県内各市町の予選を勝ち抜いた32チームが代表として出場。石川キッズは1、2回戦目を無失点で勝ち進み、3回戦では川崎市代表「おし沼レパード」に先制されるも6対2で逆転勝利、決勝戦では横浜市代表「平戸イーグルス」に0対10で敗れ準優勝となった。同チームは今までも同大会への出場歴があったものの初戦敗退していた。今大会では悲願の初戦突破を果たし、勢いに乗り準優勝まで勝ち進んだという。

同チーム創設者で監督を務める戸嶋久徳さん(76)=人物風土記で紹介=は勝利の要因について「思い通りの野球ができた。よくやった」と話す。エースの山本睦人(むつと)さん(12)は、「3回戦では打たれてしまったけれど、みんなが打ってくれた。決勝では(1日70球までの球数制限のため)投げることができず悔しかった」と試合を振り返った。キャプテンの武田大河さん(11)は「優勝はできなかったけれどうれしい。関東大会では一つずつ勝って優勝を目指したい」と関東大会への意気込みを語った。

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