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栃木県の福田富一知事(71)は21日夕、宇都宮市内で開かれた自身の後援会総連合会で、12月の任期満了に伴う知事選に6選を目指して立候補すると表明した。「はばかりながら、立候補する決意をした。自ら決意したからには命、政治生命をかけて、初心に返って戦いを進めていく」と述べた。
福田氏は自民党県連顧問。この日の連合会には自民の茂木敏充幹事長や本県関係国会議員らが出席した。
6選出馬は県政史上例がなく、仮に当選すれば最多回数を更新することになる。現在の当選5回は全国の現役知事でも最も多く、5人しかいない。福田氏の在任期間が現役知事で最長。
今秋にも行われる知事選を巡っては、立憲民主党県連と共産党県委員会がそれぞれ8月末をめどとして、独自候補の擁立作業を進めている。