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今後30年以内に70~80%の確率で起きるとされている南海トラフ地震です。
もし、コンサート中に大地震が起きたら…そんな避難訓練が高松市で行われました。
レクザムホールで開かれた「避難訓練コンサート」です。客、スタッフ、出演者それぞれが避難・誘導を体験することが目的です。
(茅原淳記者)
「観客は避難訓練を前提に参加していますが、地震がいつ起きるかは知らされていません」
(案内の声)
「地震ですその場で身をかがめ手荷物などで頭を守ってください」
身の安全を確保して、揺れが収まるのを待ちます。係員の指示に従うこと、落ち着いて避難することなど大切なことを確認しました。
(参加者)
「急に音がするとびっくりしますよねすごくいい体験」
「実際本当にあったときには落ち着いてちゃんと避難できるかっていうのは自分でも備えてっていう教訓にはなりました」
車いすの利用を想定した避難誘導も行われました。4月に施行された改正障害者差別解消法により、ホール側にも配慮が求められるためです。
(車いす誘導を行った人)
「お客さんも不安な部分もあると思うので、積極的に声かけというのもこちらからしていく必要があるかなと思いました」
(レクザムホール 谷明子館長)
「よりスタッフが動きやすい、お客様がより安全に動いていただけるよう、訓練を重ねていきたいと思います」
前回、4年前の訓練よりも短い時間で避難できたということです。いざという時のために、あらかじめ非常口の場所を確認しておくことも大切です。