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とさでん交通が2023年度の決算を発表し、5年ぶりに純損益が9100万円の黒字になったことがわかりました。
とさでん交通によりますと2023年度の売上はおよそ47億円と前の年度をおよそ7億円上回りました。営業損益は、4億3000万円の赤字でしたが、コロナ関連などの補助金を含めると9100万円の5年ぶりの黒字となりました。
コロナ禍前の2019年度と比べるとここ4年間売上が最大で51.3%まで落ち込んだ年もありましたが、昨年度は観光客などの人流回復などで86.4%まで回復しました。
(とさでん交通 樋口毅彦 社長)
「弊社はほとんどの部門で人手不足でございますが、その中で、追い風を業績につなげたという社員の頑張りに感謝をしている」
また、路線バスや路面電車、高速バス、貸切バスの営業収益は前の年度に比べるとすべて増加傾向ですが、路線バスと路面電車については依然赤字が続いています。とさでん交通は今年度の売り上げについて51億円を目標にしています。