竹の出前授業で6年生が放置問題考える 「大きくなったら伐る」

子どもたちに地元の竹林について興味を持ってもらおうと21日、三重県桑名市の小学校で「竹」に関する出前授業が開かれました。

地元の企業や大学でつくる桑名竹取物語事業化協議会が、竹林整備事業などを行うNPO法人桑竹会と協力して開いたもので、桑名市立多度青葉小学校の6年生12人が参加しました。

授業では、桑竹会の原田功一さんが「竹林の手入れをきちんと行わなければ害獣の住処になったり自然災害を起こす」など、竹林の放置問題について指摘しました。

子どもたちは「大きくなった竹は伐る」「所有者が管理する」など、対策を考えていました。

また、放置された竹林に対する市の取り組みについても紹介され、講師を務めた桑名市商工課の稲田陽介主査は「タケノコを食べるなど身の回りでできることを考えてほしい」と呼び掛けていました。

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