パリ五輪代表内定の岡村真選手が「三重テレビ大賞」 へき地医療携わる医師や真珠絵作家も

スポーツや文化、地域貢献の分野などで活躍した人に贈られる「三重テレビ大賞」の受賞者が決定し、21日に顕彰式が行われました。

今年の「三重テレビ大賞」には、5月に行われた体操のNHK杯で3位に入賞し、パリ五輪体操女子日本代表に内定した津市出身の岡村真選手と、鳥羽市神島でへき地医療に携わり、島民の命や心の支えとなっている松阪市出身の医師・小泉圭吾さん、真珠を細かく砕いて絵を彩る「真珠絵作家」として創作活動を続け、フランスの国際公募展で6回目の入選が決まるなど世界的な活躍を見せる志摩市の塩本幸子さんの3人が選ばれました。

顕彰式では、三重テレビ放送の山口貢社長から表彰状と記念品が受賞者に贈られました。

スポーツ部門受賞の岡村さんは「手先足先までキレイな体操を見てほしい」と笑顔を見せました。

小泉医師の代理で出席した鳥羽市の田畑詩麻さんは「一緒に働いている私たちも非常に嬉しい。1人の医師が効率的に広範囲をカバーすることが重要になってくる」と話しました。

また、文化芸術部門受賞の塩本さんは「いかに作品を魅せるかが大事だと思っている、甘んじることなく努力していきたい」と決意を新たにしていました。

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