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那覇軍港の浦添西海岸への移設を巡り、沖縄防衛局は21日県に対し、7月にもボーリング調査を実施する方針を伝えました。
那覇軍港の移設計画を巡っては、浦添西海岸の沖合約49ヘクタールを埋め立てる国の提案を、2022年10月に県や移設先の浦添市が容認しています。
埋め立てに向けた環境アセスメントの見通しが整ったとして、沖縄防衛局の職員が21日県庁を訪れ、工事に向けたスケジュールなどについて県側に説明しました。
沖縄県 長嶺元裕基地対策課長:
「(移設差作業に向けた)測量調査と地質調査の実施ということで説明をいただきました。岩礁破砕については農林水産部とこれから調整しますというような感じです」
県によりますと、防衛局は7月10日にも移設に伴う環境影響についてまとめた「配慮書」を公開するとともに、埋め立て予定海域などで測量や磁気探査を実施するとしていて、早ければ7月にもボーリング調査に着手する方針です。